Orbray株式会社(旧アダマンド並木精密宝石)ブログ。技術のトレンド、製品のワンポイント、SDGsなどについて紹介していきます。

宝石の特徴:色について

   最終更新日:    公開日: 2021/03

宝石の色

宝石の魅力の一つとして、様々な色があります。
色には、“自色”と“他色”の2種類があります。自色は、宝石を構成する主成分による色。他色は、不純物などにより、作り出される色です。
たとえば、コランダムは本来無色透明ですが、ここに鉄やチタンが入ることにより、ブルーサファイアが出来上がります、またコランダムにクロムが入ると、ルビーとなりますが、クロムが1%未満の場合は、ピンクサファイアとなります。ダイヤモンドは、炭素にホウ素が含まれるときに無色透明からブルーに変わります。

不純物が入った時の色の変化

宝石の多色性

宝石の中には、見る角度によって、色が変わるものがあります。
これを多色性と言います。これは結晶の向きによって違う性質(異方向)を持っているためで、光の通る方向により光の波長の吸収帯が変わるのです。また光源によっても、色が違ってみえるものもあります。
これは、“変色性”と言います。アレキサンドライトは、自然光のもとでは緑色に、白熱電球の下では赤色になります。
不純物によって他色を持ったり、多色性、変色性を示す宝石でも、同じ種類の宝石であれば、粉末にすると同じ色の粉になります。これを条痕色と言います。
条痕色の調べ方は、白い素焼きの条痕板に、宝石をこすりつけてください。条痕板の代わりに、茶碗の底の糸尻やタイルの裏側を使っても構いません。アメジストは、見た目は紫ですが、粉末にすると、白となります。

               
   

お問い合せは下記フォームに入力し、確認ボタンを押して下さい。

   

※お問い合わせフォームからのセールス等はお断りいたします。送信いただいても対応いたしかねます。

   
                   
   
TAG
タグ
DCコアレスモーター MEMS SDGsの取り組み インタビュー エナジーハーベスティング オーディオアクセサリー コアレスモーター サファイア セラミック ダイヤフラムポンプ ダイヤモンド ダイヤモンド基板 ディスペンサーノズル フェムト秒レーザー フェルール フォトニクス ブラシモーター ブラシレスモーター マイクロ波 ルビー レコード針 レンズドファイバー レーザー加工 ロボット ロボットハンド 光ケーブル 光コネクタ 光ファイバ 光通信 内径測定 医療製品 半導体 協働ロボット 吸着ノズル 小型モーター 手術用ロボット 振動発電 測定器 測定機 無電源 環境発電 精密ノズル 腕時計用外装部品のはなし 腕時計部品 蓄音器
Pagetop