光ファイバ用コネクタの種類と多様な用途:後編

光ファイバ用コネクタの種類と多様な用途:前編 の続きになります。

ファイバコネクタの構成

ファイバコネクタは3つの主要な要素から構成されます。

  1. 第一にフェルールです。光ファイバのコアをマイクロメートル単位の精度で接続するための中核になる部品で、通常ジルコニアセラミクス、金属、ガラス、プラスチックといった材料で構成されます。
  2. 第二にコネクタ本体です。フェルールを保持し、ファイバやケーブル被覆をつなぐもので、プラスチックや金属が用いられます。
  3. 第三の要素はコネクタ本体と光デバイスの間に機械的な接続を提供するかん合機構で、スクリュー、バヨネット、ラッチといったものが挙げられます。

また、1本のケーブルの両端にひとつずつコネクタを備えるシンプレックス、および両端に二つずつコネクタを備えるデュプレックスといった構成があります。 このような様々な要素の組み合わせによって、多様な構成のコネクタが構成されます。

SCコネクタ

SCコネクタは80年代半ばに開発されました。高信頼性、堅牢性、低コストが特徴で、広く普及しています。それまでの同軸形(STやFC)光コネクタに対して、四角形樹脂ハウジングを採用しております。直径2.5mmのセラミックスフェルールを使用してファイバを接続させるプッシュプル型の機構を持つコネクタです。

SCコネクタは、ケーブルテレビ(CATV)、光キャビネット等の内部、メディアコンバーター、FTTX(EPON、GPON等)など、光ネットワークで広く使用されています。

LCコネクタ

LCコネクタは直径1.25ミリメートルのセラミックスフェルールと、ラッチ型の機構を使用した樹脂ハウジングを主体に構成されております。一部のLCコネクタには、LCコネクタ組み立て後にコア偏心方向をさまざまな方向に調整する調芯機能があり、接続損失をさらに低減することが出来ます。

SCコネクタの寸法に比べて約半分のサイズになっており、データセンター内および高密度実装キャビネットに有効です。 FTTH(Fiber To The Home)接続、ローカルネットワーク、CATV、データセンターインターコネクト(DCI)等で使用されています。

MUコネクタ

MUコネクタはプッシュプル機構を持った小型の光コネクタです。

SMおよびMMファイバの両タイプに適応され、高密度での接続用途に適しております。MUコネクタは樹脂製の筐体と直径1.25 mmのジルコニアフェルールを備えております。一般的にデータセンター、テレコミュニケーション、ケーブル配線およびLAN等に使用されます。

FCコネクタ

FCコネクタは直径2.5mmのセラミックフェルールを備え、金属のねじ固定方式が使用されています。FCコネクタは主にSMファイバで使用され、安定した結合メカニズムが特徴であり光ファイバ測定機のリファレンスケーブル等に用いられます。


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